古着ってなんとなく知ってるけど、実際どういうもの?
私がファッションについて知りたいと思ったきっかけ、そしてこのブログ開設に至ったきっかけは「古着」への興味です。
当時はファッションに関してはたいした知識もなく、なんとなく落ち着いていて似合うと思うものを着ていた私は特に強いこだわりはありませんでした。
しかし、普段見ているエンタメ系のYouTuberが趣味としてあげていた「古着」のブランドに対するこだわりや背景を話しているのを見て素直に
こんなに服の知識があってこだわりが語れるのカッコイイ!
これだけ知識があれば服選びも私生活も楽しくなりそう!
と思いました。
そこからファッションについて調べるようになったので知識はまだまだ浅いですが、ここで改めて初心者なりに「古着について」をまとめてみます!
古着の定義
まず前提として古着の定義は様々で人によって古着と呼べる範囲が異なっているようですが基本的には、中古の衣類を指す言葉として使われています。ただ、一部の古着には未着用のものでも古着と呼ばれていることもありいくつかの種類で呼び分けられています。
リユース古着/リサイクル古着
最も幅の広い分類で、一度誰かが着た服などを再販売(再利用)する古着のことを指します。 比較的出回っている製品、年代の浅い服を指すことが多く、安価で手に入りやすいため初心者にもハードルが低いと言えます。 セカンドストリートなどの商品の多くはこの分類に当てはまると言えそうです!
ヴィンテージ古着
1970年代以前(解釈の幅あり)の貴重なアイテムのことを”ヴィンテージ古着”と呼びます。ほぼ全てが現行で生産されてないので数も限りがあり、状態の良いものに関しては数万、数十万と値がつくものもあります。生産されていないことに加えて、当時の歴史的背景やブランドの試行錯誤、進展などを汲み取ることができるのでこれぞ古着の魅力といえるでしょう!
ブランド古着
現行または過去の人気ブランドアイテムの中古品をブランド古着と分類します。 ブランドによっては時期によってデザイナーさんが変わったり、コラボでの限定物もあることから当時のブランドとしての値段からさらに高価なった商品も多くあります。 また、質にこだわっているブランド物の場合は管理が難しい一方で古着になっても良い状態で長く使い続けられるのが特徴です。
デッドストック古着
古着の中でもちょっと特別な存在で、新品のまま長年売れ残っていた未使用品のことを「デッドストック古着」と言います。 もともと販売用に作られたけれど、店舗の倉庫などで眠っていて、未使用のまま市場に出たアイテムや当時は売れ残りとして流通した商品などを指します。 生産中止されたものも多いことからその新品が手に入るということで希少価値が高いです。 古着ブームによって多くの人に買われていき枯渇傾向にある今では超貴重品なのでファッションとしての価値だけでなく、コレクター心もくすぐるジャンルです!
古着にハマる理由って?ブランドだけじゃない魅力とは
いろんな記事や実際に古着探しをしてみて感じた「古着がいい」と思える理由は以下の3つだと感じました!
- “一点モノ感”がたまらない!
- ストーリーのある服に惹かれる
- 独特の風合い
1.“一点モノ感”がたまらない!
先ほどの定義で見てもらった通り、古着は基本的に中古の服もしくは生産されていない新品しかありません。そのため、全く同じものが二つとないとも言えます。
仮に同じ種類の製品であっても前に使っていた人の使い方、保管方法次第で色の落ち方、伸びややぶれなどが変わってきます。これこそが一点モノとの出会いを運命的に感じさせるポイントで古着の魅力だと思います!
2. ストーリーのある服に惹かれる
年代がたっている古着に関しては、その服が作られるストーリーや流行った経緯などが反映されていることがあります。過去にタピオカがブームになったように、当時にも流行りがあります。
その内容は環境、政治、生活など様々な要因がありますが、どれもその当時ならではの背景がありとても興味深いものばかりです。そのストーリーが強ければ強いほど服に対する愛着が膨らんでいき、価値あるものとして惹かれるのかなと思います!
3.独特の風合い
古着には新品にはない独特の風合いがあります。代表的なものとして「フェード感」と言われるものがあり、Tシャツやジーンズなどの色落ちや擦れなどが絶妙なフェード感を生み出しおしゃれさを高めていると言えます。
もちろん色鮮やかでキレイというのは新品の魅力であり、逆に程よく色褪せているというのもその古着の魅力として見えるのではないでしょうか!
まとめ:古着は“知れば知るほど”楽しくなる世界
「古着」について、その定義と分類、ハマる理由について私なりに感じたことを書いてみました!
古着は単なる「中古の服」じゃありません。 過去の時代を映し出すストーリーや、今にはないデザイン、特有の風合い。 それらが合わさって、どんどんハマっていく魅力があります。
正直なところ今はまだヴィンテージ古着や希少価値の高いブランド古着などをもつには知識が足りずもったいないと感じてしまいますが、これからブランドや服の種類などの知識をつけていくことでいつか”最高の一着”と出会える日を楽しみにしています!